あざらし

すべては君に逢えたからのあざらしのレビュー・感想・評価

すべては君に逢えたから(2013年製作の映画)
3.0
「サンタさんに会えた人は、誰もいないんだよ。」

白組
クリスマス・ツリーのある風景。とてもロマンチックに飾られています。

12月の東京駅。
クリスマスイヴにカラオケ大会に誘われた女性。スマホでお誘いを断っています。
そのまま、バイトをしにケーキ屋さんの厨房に入りました。

一方、お花に水をやる女性。ラジオを聴きながら歯磨きをしています。

そして、電車を運転する男性は今日が最後の勤務日です。
鬼のように厳しいやり手の会社員の男性は、部下に泣けるDVDを注文します。

とある女の子は児童施設にいました。その施設では子供たちのために劇が催される予定でした。

それぞれの人生に、それぞれのクリスマスの風景が描かれます。

スタジオで撮られたと分かる画像のシーンが多く、映画というよりもドラマ仕立ての雰囲気がしました。
キャストは映画らしく、豪華ではありますが。

軽くクリスマス気分を味わいたい時に観る映画です。

クリスマスは特別なイベントの日です。この日を節目に、いろいろな一歩がいろいろな人に訪れるのかもしれません。

「…鳩じゃないの?」
あざらし

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