73点。ケイパー＆催眠術ものドンデン返し系サスペンス。既視感強い映画なので、別にチャレンジブルなダニー・ボイルが撮らなくてもな…って感じ。
こういった「意識の中の画をそのまま映像で描いちゃう系映画」は、結局なんでもありになってくるので、サスペンスとしてどんでん返しをやられても根本的に弱い。そら、まあ、そういうのもあるでしょうよ、とか思ってしまう。
でも映像的面白さはダニー・ボイル節で満喫。かなりお年なのに細かいカットバックや映像表現が色褪せないのは流石のセンス。もっていきかたが（結局）音楽か！って思うところも多いけど（笑）。
