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ビザンチウムのbebemamaのレビュー・感想・評価

ビザンチウム(2012年製作の映画)
3.4
真夏のホラー祭り(プチ!)

2回目
1回目(2016.12.9)

冒頭の逃走劇でアクション系の吸血鬼物?かと思いきや(母娘での逃走物ではあるけど)
海辺の町のホテルからはぐっと落ち着いた感じに

吸血鬼だけど昼間でも大丈夫

エレノアと彼女の母親のクララの生い立ちの昔話と、現代の話が交互に語られる

エレノアが偶然出会った白血病のフランクとの恋
200年前のクララとダーヴェル、ルヴェンの物語
吸血鬼(不死)の同盟の話
おまけに冒頭は現代のアクション
いろんな話をちょっと詰め込み過ぎているし、統一感がなかったかな
母親か娘かどちらかにフォーカスした方が良かった気が、、、

母親はたくましく生命力があるが
娘はもう生きていたくない
お互い必要なのに、、、

あんなに母親が娘に固執してたのに、、、

エレノア役のシアーシャ・ローナンの吸血鬼は儚くてとても似合ってる
少女の中に大人が同居
フランクも同じように儚げで、彼女にぴったり

それに、映像は綺麗で絵になる
海辺の町が寂しげで美しい
あの血の滝のシーンが印象的
全体の雰囲気や赤いフードのエレノアとかは大好き!

他に、サム・ライリー、ジョニー・リー・ミラー、トゥーレ・リントハート、トム・ホランダーとキャストも好みでした!
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