主演のカトリーヌ・フロ目当てで観ました。
1980年代に、フランスのミッテラン大統領に2年間仕えた女性料理人のお話。
もとからの男性料理人たちに嫌われジャマされて苦労続きの2年間。
その後南極の観測基地で料理の仕事をした彼女。基地でのラストの日に、お別れ会をしてくれた基地職員たち。あの即席の劇には、私も彼女同様、ウルッときた。いつも凜として近寄りがたかったと、職員たちが。でも彼らは彼女が大好きで感謝してて。
働くって、こういうことだと思う。
料理を食べた人がどんな表情をしていたか全くわからない大統領官邸より、南極基地の方が、直にいろいろ感じられて、彼女も張りがあったと思う。
カトリーヌ・フロは、凜とした役がよく似合う。