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キャプテン・フィリップスの79のレビュー・感想・評価

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)
3.4
実話を元にした本作。貨物船の船長として荷物を運搬中、ソマリアの海賊に乗っ取られ、船長であるフィリップスは人質にされてしまう。

いい具合の展開の仕方で、海賊達が船内を旋回したりしてフィリップスが人質に取られるまでで約一時間。あっという間でした。緊張感とギリギリ感、見ていてヒヤヒヤする感覚がすごい。全体としては2時間ちょいあって、フィリップスが人質に取られて、さぁここから!ってなってからも勢いがあった。米軍遂艦のベインブリッジやSEALが出てきてさらに緊迫感増し。
やっぱアメリカになんて勝てないんだよ!ソマリアごときが(言い方悪い)欲を出して米軍に挑もうなんて無理なんだよ!って思いながら見てたけど、ある視点から見れば、米軍最強・アメリカすごいぞムービーであるとも観れる。でも実話が元になってるだけあって、やっぱりアメリカの凄さとか経験値が違うから、本当に船長を助けるためにアメリカが(SEALとかを出動させて)これだけ動いたんだ、って思って見たいよね(笑)
ちょいちょい挟まるアメリカの対応。ベインブリッジが交渉して人質を確保できないならSEALに交代させるとか、ベインブリッジの肩身狭い感あるし、役目が違うだけなのかもしれないけど、SEALがいないとダメなんだっていう風な感じがして、ベインブリッジの立場ね(笑)さらにマスコミの圧で大統領は助言するだけで米軍に任せっきり。現実はそうだよね、、
でもベインブリッジが出てきたときはテンションあがっちゃった(笑)凛として動じない大きさがあってかっこいい
最後のトムハンクスの演技もああいう場面で、芝居のクオリティとかうまさが求められるな〜と。震え上がる人間の心なんてそう簡単にわからないけど、やっぱトムハンクスすごいっていうのはわかった
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