キャプテン・フィリップスの作品情報・感想・評価

「キャプテン・フィリップス」に投稿された感想・評価

かなり没入感が強くて驚く。僕の前世が船乗りでなければやたら演出が上手いということだろう。日本では海賊漫画が人気だけど世界的には、人類共通の敵=海賊ですからね。
今の時代で海賊!?
そもそも、いるの?海賊?
観る前はそんな印象。

なんと、実話でした。
ナメてました。すみません。

2009年に発生した「マースク・アラバマ号」乗っ取り事件でソマリア海賊の人質となったリチャード・フィリップス(英語版)を描く伝記映画。

このソマリア海賊が恐ろしい!!
小さなボートで、4人だけなのに。
大型のコンテナ船に執念で追い付き、乗り込んでくる。

その時、フィリップス船長(トム・ハンクス)が取った行動とは…。

トム・ハンクス+実話とくれば、もう鉄板。
「ハドソン川の奇跡」でも実在する機長"サリー"を好演していたのが記憶に新しい。

言葉が通じないって怖い。

そして、緊迫するシージャック劇を通して見えてくるのはソマリアという国の貧困問題。

彼らは漁師なのに。
生きていく為に、海賊行為を繰り返す。

途切れない緊張感。
言葉巧みに海賊のリーダー、アブディワリ・ムセと交渉を試みるフィリップス。乗組員の安全を第一に考え、自らが人質となった後は、更に物語の空気は張り詰めていく。

圧巻は解放後のトム・ハンクスの演技。

人質状態でいた時の冷静さは失われ、緊張の糸が切れたのか、止めどなく溢れる涙、涙。

このコントラストを見事に演じ分ける技量が本当に凄い!!

類を見ない、ソマリア海賊による脅威。
映画に惹き込まれて、面白いなぁと思ったら、それもその筈。

リアリティのある映画を撮らせたら天下一品。
ポール・グリーングラス監督その人だった。

「ユナイテッド93」
「7月22日」

テロリストによる脅威を描かせたら、抜群に上手い。

そして今日は7月22日。
ノルウェー、ウトヤ島で起きた悲しいテロ事件から8年目を数える。

「7月22日」のレビューで、「それは遠い異国の出来事だけど、残された人達と亡くなった人達の事を想い、祈りたい」と綴ったが、忘れずにいれて良かった。

何より不思議なもので、ポール・グリーングラス監督の作品をこの日にレビューするとは思わなかった。
xxxxx

xxxxxの感想・評価

4.0
もの凄い緊張感だった…

どんな戦争映画を観ても軍隊をカッコいいと思った事ないけど、キャプテンを救うための海軍はカッコ良かった。

戦争映画の軍隊をカッコいいと思わないのは戦争に敵も味方も無いからで、海軍をカッコいいと思ったのは、この事件は明らかに敵からキャプテンを救出するっていう任務があったからなんだな…って観終わったあとに妙に納得した。

この監督、ボーンシリーズの監督なんだね。
もうボーンシリーズやめた方がいいよ。

そしてトムハンクスはやっぱり凄い。
ソマリア沖で起きた海賊事件の実話を基にした映画

海賊ってワンピースとかジャックスパロウとか陽気なイメージしかないけど現実にいる海賊は今を生きるのに必死で彼らなりに必死に生きてるんだ

印象的だったのは銃口を向けられ何秒か口論した後、フィリップス船長の額に銃口の跡が残ってたり、海賊のボスは奪い取った金でニューヨークに行って車を買うんだといってたり

フィリップスは後に救出されるのだが医者に診てもらう時に彼らへの思いと家族に対する思いが入り混じってなんとも言えない表情をしていた。あのシーンだけでも見る価値めちゃくちゃある

あとはUS navyが淡々と仕事してめちゃくちゃ優秀なのがすげえと思いました。
y

yの感想・評価

4.0
フィリップス頭いい
705s

705sの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

特に終盤の海賊達がいつ何をしだすか分からない緊張感がすごい
彼らも引き返してもアメリカに捕まり(最悪死刑も有りうる?)、ソマリアに戻ってもフィリップスがいないとボスに殺され……あとがない感じが拍車をかけてる

フィリップス翌年にまた船長として海に戻るのメンタル強すぎない??
始終ハラハラして心臓に悪いほど、トムハンクスの演技も
海賊役の演技も素晴らしい。

三十路になり、
海外ひとり旅が何より趣味の自分には、
いつも「テロ」の言葉がよぎる。

生きるために犯行する側は、
覚悟が決まってる。。

日本ってやっぱりいいよな、
日本人で良かったな、
日本で「映画だもんなー」って
客観視して観てしまい、
あらためて有り難みを感じた。

しかしこれは実話。

国のあり方を考えさせられた。
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