deenity

イップ・マン 最終章のdeenityのレビュー・感想・評価

イップ・マン 最終章(2013年製作の映画)
2.0
やっぱりこのシリーズはドニー・イェンで見たいのが本音。あのいかにも優しそうで武道の「ぶ」の字も知らなさそうなおじさんが敵をバッタバッタと倒していくのがたまらないのに、今作のイップマンははっきり言って悪人顔なんだもん(笑)別物と思って見れなかったからちょっと残念な印象。
作品全体として山場がないですよね。だから盛り上がりに欠けるし、それを象徴するかのようなラストも然り。全然ピンチにもならないし、「正義の味方的な、絶対的な人が来た!」みたいな空気はあったけど、結局はそれ中盤でやることでしょ。ありきたりかもしれないけど、それを終盤で見せててはパンチがなくなるのは否めないと思う。

まだドニー・イェンが出ているイップマンは残ってるからそれを楽しみにしておこう。
deenity

deenity