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イップ・マン 最終章のnonchanのレビュー・感想・評価

イップ・マン 最終章(2013年製作の映画)
3.3
ドニー・イェン主演、ウィルソン・イップ監督のイップ・マンシリーズではなく、ハーマン・ヤオ監督の「イップ・マン 誕生」(2010年)の続編。
「誕生」を観たくてサブスクを検索したけど、私が契約しているサブスクでは配信されていなかった。😓
仕方ないのでnetflixで続編の最終章を観た。
1949年、中国から単身香港へと渡ったイップ師匠の晩年を描いた作品。
ドニー・イェンの「葉問」「継承」「完結」を100分に入れ込んだので、アクションはかなり少な目でイップ・マンの人物を掘り下げるストーリー展開だった。
1951年、中国と香港の国境管制により中国に残した家族に会えないまま、1960年に愛妻ウィンシンが病死。
妻の死を息子からの電話で知らされたイップ・マンの苦悩の表情が辛かった。😢
その死に立ち会うことができずに途方に暮れたイップ・マンの、気になる女性とのあれこれ。
妻以外の女性を側に置くイップ・マンを弟子達が冷たく接する姿はやはり複雑。
ドニー版では妻一筋だったからね。😓
ただ映画、ドラマと同時期に何人もの俳優がイップ・マンを演じたけど、この最終章のアンソニー・ウォンが本人像に最も近いそうだ。
ドニー版のイップ・マンのような、完璧なヒーローを信じるファンには申し訳ないが、私は人間味を持ったこのイップ師匠の方が好きかもしれない。😅
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