Hiroki

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲームのHirokiのレビュー・感想・評価

3.6
とりあえずまず思うのはエマ・ロバーツがかわいい。タイプじゃないとか意味わからない。
途中で少年みたいな体型とか言われてたけど、やっぱりアメリカ人はちょっとふくよかなスタイルの方がモテるのか…

内容は現代のネット社会を風刺してて、Challengerと呼ばれる参加者はWatcherと呼ばれる視聴者のやって欲しいことを実行すると賞金がもらえて視聴者数によってランキングが形成されていく“NERVE”というネットゲームで起きるある一夜の話。
ラストは連ドラの『3年A組』的なメッセージで、傍観者であるネットの利用者すべてがネットで起こることに責任を持たないといけないという感じ。

しかし全体的にみると使い古されてる感のプロットとストーリー。
若い時って親に反発するし、友達とすぐ喧嘩するし、好きな人とはうまくいかないし、進路にも悩むし、それで無茶なことをやって取り返しのつかないことになるけど、実は目立たない親友がすごい能力もってて(現代だとだいたいハッカー)、喧嘩した友達も助けてくれたりして、最後はすべて解決。
既視感がハンパないー!

それでも映像と音楽はかっこいい。特に音楽は最高です。ストーリーとも少し関係してくるウータンの『C.R.E.A.M.』はもちろん、ロイ・オービソン『You Got It』、ホールジー、ホーリー・ゴースト!などなど本当にスタイリッシュな映像と相乗効果で素晴らしいです。
あと俳優として出演しているMGKことマシン・ガン・ケリーがとても良い。今年サマソニで見たので余計にテンションあがった!

最後に古畑任三郎『ゲームの達人』よりこの言葉を。
「しかし人生はゲームじゃない。遊ぶ半分でやるとえらいことになります。」

2019-73
Hiroki

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