にく

死霊館のにくのレビュー・感想・評価

死霊館(2013年製作の映画)
4.7
J・ワン『死霊館』(13)。99年の『ホーンティング』で霊に取り憑かれていたリリ・テイラーが今度は魔女に身体を乗っ取られて、文字通り上を下への大活躍。幽霊屋敷は(取り分け上下軸の)映画的運動並びに(父権制に基づく)家族の在り方を問い直すトポスである。日の光の当たらない地下室も大事です。
 まぁ、だから幽霊屋敷は非常にキリスト教的な空間で、そこに秩序を取り戻すのが教皇庁が派遣するエクソシストという訳です。
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