ローズマリー

死霊館のローズマリーのネタバレレビュー・内容・結末

死霊館(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

76本目。
怖さレベル 5
アナベル人形は冒頭とジュディのシーンでしか出てこない。解説によると本編とは無関係でアナベル 死霊館の人形、アナベル 死霊館の誕生の2作品で詳しく扱われているらしい。はちゃめちゃに怖かった。日本のホラーは幽霊で呪いとかじわじわ系だけど海外のホラーは悪魔で最初から攻撃的で確実に死へと向かっていく違いもあるのかもだけどほんっっとうに怖すぎた絶対心臓強くなった。おかしいな、2回目のはずなんだけどだいぶ忘れてたせいもあって何回も構えていない状態で驚かされた。でもストーリーはめちゃめちゃ面白かった。これが実話ベースなのは恐ろしすぎるけど…
1968年アナベル事件
アナベルが憑依したと言う人形が私を忘れたの?ってメモや天井などに書いて部屋を荒らしたり写真に傷をつけられていたりと人形を捨てても私を忘れたのとドアを叩き戻ってきたとデビーという女性が金髪の子と男性を連れて話す。しかしエドとロレインが言うには悪魔で物に取り憑かない、あくまで憑依したように見せているだけ狙いは人間、人間に巣食うことと悪魔研究家のエド・ウォーレン夫妻は言う。そしてアナベル人形が神父が清めてくれる曰く付きの部屋に追加される。

ウォーレン家には様々な呪いや曰く付きのものが博物館みたいに飾られている。月に一回ゴードン神父が清めて保っているのが凄い。アナベル事件でこの2人は何かあったみたい。

〝1960年代からロレインとエド・ウォーレン夫妻は、心霊現象の研究家として知られるようになった。
ロレインには透視能力があり、エドは教会が唯一公認した、悪魔研究家。
今まで数多くの事件を解決してきた夫妻が、誰にも語らなかった、最も邪悪な事件があった。
これは実話である〟

1971年ペロン一家が広い大きな一軒家に引っ越してきた。
父ロジャー 母キャロリン 長女アンドレア 次女ナンシー 三女クリスティーン 四女シンディ 五女エイプリル
その日目隠しかくれんぼを子供がしている拍子に一部が壊れガラクタまみれの地下が出てくる。次の日キャロリンは右膝下にアザが出来ているのと3時7分で止まっているのを見つける。更に1番下のエイプリルが愛犬が死んでいるのを発見してしまう。夜になると暖房が効かないため冷え込み更には腐敗臭もする。それ以来度々怪奇現象が起きるように。シンディは寝ながら歩いたりする夢遊病だがおでこをクローゼットに叩きつけるのは初めて。
次の日キャロリンのアザは右肩の後ろに大きくできる。エイプリルは拾ったオルゴールからローリーという目に見えない少年とお喋りするように。オルゴールの鏡を覗くと会えると言うがキャロリンは人影が見えただけで会えない。目隠しかくれんぼをしてエイプリルを探すがクローゼットが開く音や手の叩く音が聞こえエイプリルだと思い探すがエイプリルは隣の部屋に。ロジャーが1週間仕事でいない中益々ヒートアップしていく。クリスティーンは引っ張られるっていう力じゃないくらい思いっきり寝ている時に足を引きずられる。何かがいる何かが見ていると姉のナンシーに言い見に行ってもらいナンシーの後ろにいると言ってナンシーが後ろを向いた瞬間ドアが思いっきり閉まる。この一家を皆殺しにすると言われたらしい。
次の日キャロリンの右肘にアザが。夜キャロリンが物音がしたのでとっくに寝てる時間よ〜と声をかけるが子供達はみんな寝てる。の瞬間とてつもない音がして女の笑い声と共に階段にかけていた家族の額縁だったりが落ち割れる。地下に気配を感じ閉じ込めてやると言って閉めようとしたが逆に自分が何かの力によって閉じ込められる。かくれんぼしようと言われハンドクラップ2回で何者かに襲われる。ここのハンドクラップもまぁあじでビックリした。シンディは相変わらずおでこを例のクローゼットに叩きつけて今しがた寝かしつけた瞬間クローゼットから物音がする。開けると何もいないように見えたがシンディが怯え出した途端悪魔みたいな老女の顔がアンドレアに襲いかかる。怖すぎるほんとびっくりする。
エドとロレインの悪魔の講義みたいなのを聞きにきていたキャロリンが家を見にきて欲しいと頼みその日に来てもらう。3時7分に止まったり鳥がみな同じ場所で首の骨を折って死んだりなど話し出す。腐敗臭は悪魔の条件を満たしてるし3回ドアを叩く行為は神と信者と妖精をバカにする行為だとエドが言う。ロレインは地下で恐ろしいことがあったと読み取る。ロレインはエイプリルからオルゴールを見せてもらいローリーに会おうとする。すると後ろに何か見えたのかな。外に出ると湖の前にある大きな木の場所でギシギシ聞こえロレインは気を失いそうに。この屋敷にはとんでもない数の霊体がいるとエドに言う。ロレインには首を吊った女の子が見える。家族に取り憑いていて清めるべきだ、悪魔祓いには教会の了承が必要なのでまた来ると言い去る。
ロレインは屋敷の歴史を調べエドに伝える。

その土地はもともとは農家でジェドソン・シャーマンという人が1863年に屋敷を立てた。ジェドソンはバスシーバという女性と結婚するがこのバスシーバが魔女の一族だった。親類にメアリー・エスティというセイラムの魔女裁判で公判中に死亡した者もいる。バスシーバはやがてジェドソンとの子を出産しますが生後7日目の赤ん坊(我が子)をいけにえの儀式に使おうとして魔女であることが夫にバレる。追いつめられたバスシーバは土地を奪う者は呪うと言い首つり自殺をしたのだがその死んだ時刻が午前3時7分。
1930年代にはウォーカー夫人が住んでいた。しかしこの息子ローリーが森で失踪、ウォーカー夫人も地下室で自殺。200エーカー(東京ドーム約17個分)の土地は分割されて売却されたが別の少年が池で溺死したり近隣の家のメイドも自殺したりとその土地では以降も数え切れないほど死人が出ていた。
ロレインが話し終えた瞬間エドの手元にあった時計が3時7分で止まりテープからは人間の声のような不気味な音が聞こえ始める。
(この魔女・バスシーバが、現在ペロン家の住民を狙っている。ペロン家を狙うのはバスシーバだが、ほかにバスシーバの呪いで死んだ者が、幽霊となって屋敷にいる)

後日ウォーレン夫妻とブラッド巡査とエドの助手機材担当ドルーの4人体制で準備する。因みにこの時点ではブラッドとロジャーはオカルトを信じていなかった。聖水を家のあちこちに置いて霊を刺激し怒らせる。十字架も同様。9時10分地下室のドアが勝手に開いたので地下にカメラを回しながら入る。しかし何もいないと言いでた瞬間ドアが閉まる。
えっ…なんや感やあってロレインがシーツ干してるんだけどシーツのシーン怖すぎ。どうやってあれ撮ってるの凄い面白い。人がいるようなシーツがキャロリンの部屋に向かって飛んでいき人影が見える。因みにこの場所鳥が死んだり愛犬が死んでいた場所の2階部分。急いでその部屋に向かうがキャロリンは突然奇声を上げ苦しそうに。そして目の前に女がぐわぁあってくる。右腕に手の指のアザが。ロジャーがエドに感謝の言葉を伝えるとロレインは自分の命を削って人を救っている。前に悪魔祓いした時に何か恐ろしいものを透視したのか8日間何も食わず飲まず部屋の鍵を閉じてこもっていたことを話した。
その夜シンディが徘徊している姿をカメラが撮る。なぜシンディに反応するって言うと彼女は霊に取り憑かれているかららしい。クローゼットを調べると奥に隙間がありそこにシンディがいた。エイプリルはローリーは怖いとあそこに隠れるのとキャロリンに言う。さらに調べるとエイプリルの例のオルゴールがあり縄を引っ張っていくがロレインは立った途端板が外れだいぶ下まで落ちてしまう。(因みにこの縄首吊り用らしい)急いでエドは別のところからロレインを救い出そうとする。ロレインは懐中電灯を頼りに例のオルゴールでローリーとの接触を図ろうとする。あの女がやらせたと顔の目の前でウォーカー夫人が言い(息子を殺させられた)その方へ進んでいくとブランと少女が首吊りみたいな感じの下半身が出てきて…。ちょっと暗すぎて分かりにくいけど。
このことからロレインはあの魔女は母親に憑依して子供を殺させる、キャロリンのアザは魔女のせい、彼女に巣食っていると地下室から出てエド達に報告する。すると十字架が次々と落ちナンシーの髪の毛が不自然に上に上がり思いっきり体を何かに持ち上げられ叩きつけられ引きずられる。なんとかロレインが髪の毛を切って助かる。しっかりと映像を残し神父に届け承認がこれで降りると思うと言う。ロレインはママ?と言う声に導かれ木の目の前にある湖に近づくと娘のジュディが水の中で溺れている幻覚が見える。ペロン家はモーテルに身を寄せることに。
神父に見せるが問題は子供達が洗礼を受けていないことそしてあの家族が信者ではないことそして悪魔祓いはバチカンが判断を下すこと。だがなんとかバチカンに掛け合ってみると言ってくれる。一方その夜ウォーレン家の娘ジュディの方でも異変が起きていた。うわうわうわアナベルの人形がカクカク動いて振り向く。誰かがアナベル人形を持って椅子に座っていた。間一髪のところでエドがドアを開けジュディを助ける。その瞬間さっきまでジュディがいた場所に壊れた椅子の破片が飛んでくる。エドすご…急いでエドがアナベルが保管されている部屋に確認しに行くがケースに入って鍵もしっかりついたまま。
一方父がいない間に何も言わないでキャロリンがクリスティーンとエイプリルを連れてどこかに行ったと。キャロリンから悪臭がしたと電話がエドにかかってくる。急いでまた戻りペロン家の屋敷に行くと地下でキャロリンがハサミを持って暴れていた。すかさず押さえ家から出そうとするが家から出たら死んでしまうとロレインは気づく。途端キャロリンの体は吹き飛ばされ助けてと言いながら地下に引きずり込まれる。暴れ出しエドの首を押さえつけるキャロリンを離そうとするが巡査は首を噛まれる。シーツで体を覆い椅子に座らせ固定させる。神父が来るまではもたないためエドが悪魔祓いをする。できるんかい。2人が結ばれた理由はこのためよとロレインも協力。無事にクリスティーンを車に乗せエイプリルを探していたドルーはカラスが異常に集まりガラスに突っ込んでいくのを見る。そしてエイプリルは何故か台所の下にいる。
聖書を読み上げると血を吹き出しながら悪魔の顔がシーツから出てくる。しばらく叫んでいるといきなり大人しくなる。すると椅子ごとキャロリンは浮き始め逆さまになり天井をドンドン叩く。降ろせとエドが何回か叫ぶと落とし椅子が壊れる。ぁああはっはっはっはっはと低い声でキャロリンは笑い出し俺の家族に構うなとシーツを剥がしロジャーは言うが女房はもういない次はお前達が死ぬと言った瞬間エドに対して拳銃が発砲されるのをロジャーが飛び込みなんとか避ける。
エイプリルの方にキャロリンは向かい襲い掛かろうとするがバスシーバ!とエドが名前を呼ぶと動きを止めエドの方をぐるっと向き叫ぶ。名前忘れてたから何かの呪文かと思った。一瞬の隙をついて台所の上からロレインがキャロリンのおでこに手を押し付け貴方の娘よ負けないでと呼びかける。ロジャーも呼びかけ魔女なんか追い出せ、お前の方が強いなど呼びかける。今だ取り戻せとエドが言いロレインが貴方の1番大切な日、海辺を思い出してと言うと泣きだし落ち着いてくる。キャロリンの魂が戻った。そして何か吐き出し陽の光を浴びるとキャロリンのアザが消え始め外に出られるように。ごめんね、愛しているわママの大切な宝物と言ってエイプリルを抱きしめる。そして家族皆と抱き合いエドとロレインもよくやったとお互い言い合いホッと一息。そんな2人の元にエイプリルがやってきてロレインにロケットを返す。それはロレインが地下に落ち逃げてる途中引っ掛け落としたもので娘のジュディから教会のバザーでおばあちゃんと買ったジュディの写真が入っている大事な娘からのプレゼント。
家に戻ってきた2人、エドは呪いの品々を置いている部屋に今回のオルゴールを置く。神父に電話すると承認が降りた、アミティヴィルで事件が…と話し部屋を出るとオルゴールが鳴り始め暗転。

悪魔は出没 攻撃 憑依の3段階
ローズマリー

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