ねぎおSTOPWAR

死霊館のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

死霊館(2013年製作の映画)
4.0
「マリグナント」のところで書いた通り、ジェームズ・ワン監督作品はかなり好きなものが多く、撮影も含めて素晴らしいと思うわけですが、「インシディアス」「死霊館」はスルーしていました。
フォロワーのなつさんに勧められたのが2021年11月。
おいおいどんだけほかっているんだ!!・・ついに鑑賞ですw

いやあ普段あまり手を出さない「ホラー」ジャンル。
怖いのが嫌なんじゃないですよ!ジェットコースターは嫌いですけど!
ホラーって特にアメリカでは監督への登竜門じゃないですか。
低予算+アイディアでどれだけ面白く出来るかってね。
よってね、相当B級C級が混ざっているんで、それがちょっとね。
だからある程度「これは!」という作品を選んで観るので、他ジャンル映画に比べると積極的じゃないんですよね。


このシリーズも邦題から、なんとなく ”動物園のパンダ” 的な匂いを感じて後回しにしていましたが、なんのなんの!
ストーリーはひっじょーにシンプルも、撮影面白いし良かったです!!!


ベッドの下をのぞき込むところ、お嬢ちゃんの顔がゆっくりと見えたかと思うと、目線が少し動くのを見せたら逆に目線カメラにして・・で、天地逆さにしたカメラから、お嬢ちゃんが起き上がるところでカメラも天地戻してドアを撮る。
近いのが上からカメラ吊るすというか、カメラマンは上から覗き込むように撮影するというか、つまり天地逆の画面は走るベラ・ファーミガを追って正常になり、また逆に走る彼女を追って逆になる。
鏡を使ったショットやスタッフと息を合わせた揺れる物体やライトが当てられるもののショットなどなどね・・ワンショットでカメラ振るものも多く、忙しい撮影でした。


またね、ベラ・ファーミガっていうのが良い!!ww

あーそうそう、わたしこれ《悪魔もの》まったく怖くないんです。
だって《悪魔》ってキリストの敵として存在が作られた、定義されたものなので、キリスト信じてないわたしからすると存在しないことになる。おとぎ話のひとつなんですーー。