バチカンが唯一認めた悪魔研究家のエドと、透視能力のあるロレインという実在した夫妻が、ある呪われた一家を救うべく奮闘する話です。
映画冒頭のプロローグは『これは実話である』と締めくくられ、全体のテンションをぐっと引き上げます。
徐々にエスカレートする怪奇現象の数々は、そこまで意外性や目新しさはありませんが、冒頭の『実話である』に助けられ、観ていて飽きません。
エクソシズムの描写は大胆に大げさで、この悪魔がいかに強力かを物語ります。
全体的に面白いんですが、恐怖シーンで流れるサウンドが古臭く古典的なストリングスで拍子抜けします。ホラーは特に音楽が大事なので残念です。
あとジェームズ・ワンって人形好きだなぁ。