好みの分かれる下品さを持ったアメリカンドリームを感じさせてくれる楽しい作品。期待以上に良かったので、びっくりした。
Mr.ダマーのように下品さにタブーが絡んでこないので、単純に私は好き。何度も声を出して笑ってしまった。
ウィル・フェレルは “俺たち”とタイトルにつくコメディによく出ているのが印象的で、パパvs新しいパパをきっかけに存在を知り、そこから知った俳優さん。
こういう役が本当似合う（笑）
今作では ウィル・フェレル演じるカム・ブレイディよりも、成長していく マーティ・ハギンズが素晴らしいところに良さが詰まっていたと思う。ヘンテコでも 鈍臭くても 心が真っ直ぐ綺麗な人って良いよね。
ブレイディに殴られた赤ちゃんとアーティストの犬（笑）に見つめられた後に本来の気持ちを取り戻すブレイディが面白いのと、赤ちゃんと犬が可愛い。
あくまでくだらないコメディとして楽しく観ているので、赤ちゃんや犬のシーンで笑えるか笑えないかで楽しめるかどうかが変わる気がする。楽しめると結構最高なんだけどね。ジーンと来るシーンもあるし。
俺たち シリーズ(いや、シリーズなのか？最高の シリーズみたいに無関係なのに、邦題だけ寄せられてるだけか？)はあまりハマれなかったんだけど、これを機にまた地上波でやる時は観てみたいと思う。
