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少年美談 清き心のzhenli13のレビュー・感想・評価

少年美談 清き心(1925年製作の映画)
3.7
回想や映画内物語など短い尺のなかで時空間が往来する。いかにもな道徳映画の結びでも見応えがある。貧しい女の子と病床の母親のシーンや奉公人を匿うカット割りにグリフィスみを感じる。
追いかける渡守たちの頭に梯子が嵌まったまま御輿のように人を載せて3人で走ったり、匿った奉公人を行李に押し込めようとする→入らない→低い押入れに突っ込む→頭が出る といったキートン・マルクス兄弟・ドリフの系譜にあるスラップスティックなアクションが活き活きしてて楽しい。
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