にゃんこむ

リクイッド・ウッズ 樹海のにゃんこむのレビュー・感想・評価

リクイッド・ウッズ 樹海(2010年製作の映画)
2.2
1940年ニューハンプシャー州で、フライヤー全住民が北の森へ集団逃避した。その後森で数名は凍死体として発見され、死因不明者も発見されたが、その他多くの消息は不明。
昔の住民たちが起こした集団幻覚なのか何なのか、その奇行を調べる為に集まったスタッフ達。北の森へ入ったはいいけれど、奇妙な音楽を耳にして、そこからお話は不穏な方向へ……。

……こんな出だしで始まる作品で、とても興味をそそられたのですが、最後まで見るのが辛いくらい、相性が良くない作品でした……。
恐怖演出の音楽がいきなり大爆音ドーンだったり、キーンという不快感のある音だったり、単純に見ていてうるさいなぁと思ってしまうのと、最初の村人たちはどこへ行っちゃったの?何が起こったの?という疑問は丸っと置いてけぼり。
一応音楽がキーとなって、昔の村人たちもなんかあったんだろうなぁということは登場人物も察しますが、もうちょっと謎を解いて欲しかったというのが正直なところ。

面白くなるかなぁと思って見続けていましたが、ラストまで盛り上がらず、失速。
実験的なカメラワークは面白かったのですが、恐怖演出としてはあんまり好みじゃなかったです。
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