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舞妓はレディのKUBOのレビュー・感想・評価

舞妓はレディ(2014年製作の映画)
4.5
予告編で一目惚れしてずっと待ってた「舞妓はレディ」。鹿児島弁の田舎娘が京都弁を習って舞妓を目指すシンデレラ・ストーリー。

大好きな周防正行監督の新作ですが、何と言っても新人の上白石萌音がかわいい。最初の田舎娘丸出しのときから彼女の笑顔には魅力がある。

原点の「マイ・フェア・レディ」と比較すると登場人物が多い分、教授と春子の関係が希薄に思えますが、逆に姉さん芸妓役の草刈民代や女将役の富司純子が素晴らしい。

劇中歌の「京都の雨はたいがい盆地に降るんやろか〜」には爆笑。歌も踊りもしっかりジャパニーズ・ミュージカル。「剣心」で興奮した気持ちを、ほんわかあたたか〜い気持ちにしてくれました。これもお薦めです。

(レヴューは当時のものです。このあと上白石萌音は「君の名は。」などで大ブレイク。デヴュー当時から応援していたのでうれしい限りです)
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