あざらし

スティーブン・キング/ランゴリアーズのあざらしのレビュー・感想・評価

2.6
「私は目が見えないんです。
助けてください。」

何の情報もなく鑑賞しました。

一人の女性の写真を見ながら、二人の男が話しています。一人は出来ないと言い、もう一人は出来ると言います。

ボストンへ行く飛行機に乗る乗客は何かと曰く付きの人間が多そうです。

フライトした筈の乗客が数人残して消えてしまう話です。
乗った人間だけが消えて、持ち物は全て残されています。

残されたのは盲目の少女、女性教師、非番のパイロット、偉そうな証券マン、ジャンキー、下院議員、推理小説家…

残された10人でこの謎を解こうというストーリーです。
スティーブン・キング原作の映画ではとあるミステリーな環境下に密室で数人置かれて…というのが多いように思えます。

飛行機や空港という限られた背景の中で、登場人物が10数人しかいないので変化が少なく飽きてしまいました。

脚本が全ての映画なので、スティーブン・キングのファンには面白いのかもしれません。

出てくるCGは残念過ぎました。

「かつらだけ残して消えたりするものか…これはミステリーだよ。君。」
あざらし

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