ルパン三世とは何か?について考えさせられる。
冒頭に歴代ルパンがカットインして
ワクワク感が高まります。
この演出がすきですわ。
そして流れるしぶいいつものエンディング曲。
郷愁ある気持ちが否応なしに高まります。
初め、ルパンの声が栗田貫一のいつもの高い声色ではなかったので
「んん?」となりましたが、シナリオが進んで納得です。
ラストの中野サンプラザの屋上で車でバトルシーンが
ケレンミありすぎて面白いです。
あんなシーン、アニメーター冥利に尽きるよなぁ。
シナリオ面でいえば
グリーンジャケットのルパンは宮崎駿が考えたものであるし、
宮崎駿の否定を暗喩してるのかな?と穿った感想が漏れました。
典型的なルパン作品ではありませんが、
「ルパンとはなにか?」について一番言及した作品なのではないでしょうか。