サンチョーメノマガリカド星人

ルノワール 陽だまりの裸婦のサンチョーメノマガリカド星人のレビュー・感想・評価

3.4
「ルノアールとパリに恋した8人の女たち」こないだ見てきた。「ピアノを弾く少女たち」ももちろん良かったが、ルノアールが描いた「桃」に感動してしまい4回ぐらい戻っては眺めていた。コートールドももう見てしまったし、秋の夜長ルノアール不足で辛い……。

その寂しさを紛らわそうと鑑賞したのが、本作。晩年のルノアールとモデル、彼の息子メインの話(息子が映画監督というのは知らなかった)。

感想としては、あまりルノアールの絵画の魅力は伝わってこなかったように思う。「浴衣の女」を描いてた頃というが、その絵についての印象に残るシーンがなかった。

ただ、パガニーニと同じでやはり「この人物のことをもっと知りたくなった」。ルノアールの絵画もっと来日してくれ!