イギリス三十路版スタンドバイミーのよう。
ベネディクトカンバーバッチが末期がんの青年を演じた映画です。
全体的に古いビデオやフィルムで撮られたような色合いがどこか懐かしい。
もう十分立派な大人の男たちが4人、時々喧嘩しながらも子供みたいに無邪気にふざけあう姿
1人が余命少ない病気だったとしても 変わらない友情にしみじみしました。
そんなほのぼのしたストーリーかと思っていたので最後は衝撃的で辛かったです。
逝く人より残される人たちの方がずっと辛い
ベネさんの無垢な雰囲気とこぼれるような瞳の青が印象的
彼の演技をもってして成り立つ映画だと思いました
劇中にある台詞 “右から2番目の星”はネバーランドのこと
(ディズニーをたくさん見ていて良かった)
タイトルのthird star はネバーランドに、もう行くことのできない大きな子どもたちの意味を含んでいるように思います
ピーターパンという単語無くして意味が伝わってしまうのはさすが文学の国イギリスです