Haman

アマゾネスのHamanのレビュー・感想・評価

アマゾネス(1973年製作の映画)
3.3
広大なロケーションで織り成すおっぱい叙事詩。一年に一度だけ周辺諸国の男と子孫繁栄のために交配する女人国アマゾネスの話。

新しくアマゾネスの女王になった女が主人公なんだけど、ギリシャの王に恋をしてから感情でのみ動く無能っぷり。最も人の上に立っちゃいけないタイプなので、部下達からは不満続出のまま決闘を申し込まれるまでに至る。

アマゾネスの決闘は裸になるのが作法らしく、来いよベネット服なんか捨ててかかってこい、ってマジでそんな感じ。
女二人が丸裸でとっ組み合ってゴロゴロしてるだけだからほぼセックスなんだけど、流れでそのまま本当にセックスが始まったのは流石に笑った。分かる?『コマンドー』でメイトリックスとベネットが殴り合いをしてたら、いきなり二人のセックスが始まるんだよ。脳細胞が全くついていけなかった。

こういうめちゃくちゃなポンコツ映画だのにロケーションが馬鹿みたいに広大で、最後の合戦なんかは迫力がえげつなくて普通に30人くらい死者でてそう。見てるこっちが怪我の心配をするようなアクション。
あと、そこまでハッピー感ないのに大々的にパッピーエンドです!やったね!みたいな大団円を押し付けてくる感じ。ハッピーとは何かを深く考えさせられる。
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