田中太郎

アナと雪の女王の田中太郎のレビュー・感想・評価

アナと雪の女王(2013年製作の映画)
3.3
[pickup再レビュー]

大大大ヒットしたディズニー映画

全体的に映像が綺麗。キャラクターが歌を歌い始めると特にそれが際立つ。

とくにエルサの放つ雪の表現がお見事。流石のディズニーです。

歌もとてもキャッチーで一度聞いたら頭にこびりつくものが多いです。実際全部歌えるのが良い証拠なんですよね(笑)

ストーリーも王道で良いと思います。自分が嫌いになり誰とも会いたくないエルサと、そんな姉を救いたいアナ

姉妹の間に絆は感じられたし、この手のストーリーは失敗するイメージがないので万人受けしたのも納得です。

ただ、好きではないです。

歌を歌えば物事が解決する。これはミュージカル映画あるあるなのですが、この映画は特にそれがひどい

中でもハンス(?)王子との恋がマジに酷くて、歌歌って恋に落ちました!って…尻軽がすぎます。

悲しい時は悲しい歌を歌う。
楽しい時はいかにも楽しそうな歌を歌う。

結局物語が歌を歌うためのオマケみたいな立ち位置になってるんですよね

「この映画どんな映画?」って聞かれて
「アナがエルサを助けるんだよ」って言うとしましょう

すると「どうやって?」って聞かれます

「…………。」←ここの答えがマジに思いつかないんですよね。

歌は良いんです。確かに。頭に残ります。

がしかしそれ以上にストーリーが入ってこないです。この映画多分2〜3回は見てる気がしますがそれでも覚えてるのは歌のシーンだけです。

まぁ何も記憶に残らない映画ではないので嫌いではないんですよね

エルサどっちかっていうとタイプだし。
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[この映画のBest俳優]
エルサ
[脚本面]☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆
[オススメ度]☆☆
田中太郎

田中太郎