「英国王のスピーチ」は公開当時映画館で見た。これはそのジョージ6世のドキュメンタリー作品。
当時の映像でジョージ6世の生い立ちを描きながら、「英国王のスピーチ」の監督トムフーパーや主演のコリンファースもインタビューに応じている。
子どものころから内気で無口。父親は長男をかわいがり、次男であったジョージ6世には厳しかった。で、その抑圧がいつしか吃音になった。
吃音の治療されていた記録も残っている。
ジョージ6世の妻(王妃)は、映画化を拒んでいたらしい。
当時のイギリスは、ドイツとの開戦中。
スピーチ映像もあったが、どもっていなかった。原稿を読みながらのスピーチだが、真摯さが伝わるいいスピーチだった。
ジョージ6世が亡くなるまでを描いている。
作品としてはとても淡たんとしているが、当時を知るうえで貴重な作品だった。