輪廻転生によって、ハエに生まれ変わった男による復讐劇。
なぜハエ?と思いながらも、
あの手この手で復讐しており、飽きないつくりになっている。
また、①ハエに生まれ変わったあとのハエ世界のサイズ感の描写、②複眼であるハエの視覚の描写はともに見事だった。
特に、前者のハエのサイズ感については、生まれ変わった直後に、いろいろな人工物との共存のしかたをものすごいスピード感で表現しており、グッと引き込まれた。
ちなみに、ハエの動きはけっこうリアルだが、色味が鮮やかで個人的には嫌悪感は少なかった。
ハエの筋トレシーンは、コミカルでとても面白かった。