ドキュメンタリーとしてどうこうというより、ジブリ映画を実写化したらこんな感じかなという美しい映像作品でした。
ジブリスタジオがまさかあんなにジブリっぽい建物だとは思いませんでした。でも宮崎駿さんが映画を作る場所なんだから当然と言えば当然というような気もするけど。
あと宮崎駿さんもジブリのすごい人というより、気がよくて可愛いおじいさまって感じで写っていて。
でもこの人がいなくなったらこの王国は瓦解してしまうんですもんね。誰もいなくなったラピュタみたいに。
風立ちぬの堀越二郎のキャスティングで行き詰まって宮崎駿さんと鈴木さんが「庵野で行こう」とふと思いついてキャッキャしてるときに周りのスタッフがこの世の終わりみたいな顔してたのが面白かったですね。
結構癒される映画でした。
あとナレーションが監督ご本人でしたが、素朴で素敵でしたよね。
