てくのすけ

太極 -ゼロ-のてくのすけのレビュー・感想・評価

太極 -ゼロ-(2012年製作の映画)
3.5
時は清代、秘伝の陳家拳を学ぶため陳家講という村へやってきた青年の一大武侠もの、かと思ったらスゴいポップなカンフーアクション。『スコット・ピルグリム』ばりのキャプションを駆使し、スチームパンクの世界まで取り込んでのナイスなバカ映画。エンドロールもヒップホップ調でノリノリ。

監督がサモハンのわりにはちょっとアクション不足。額の角を押すとパワーアップって設定も活かしきれてない。でもヒロインのアンジェラベイビーが強くて激カワイイし、陳宗師のレオン・カーファイが飄々としてイカすし、スー・チーやブルース・リャン、鬼脚ホン・ヤンヤンまで出てるので堪能です。
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