ちろる

セイフ ヘイヴンのちろるのレビュー・感想・評価

セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)
4.0
ラストまでは予想内の展開、ステキなラブストーリーを観せていただきありがとうございます的な感覚だったけど、ラストのラストにこのストーリーの真実が分かって溢れる愛に号泣したよ。
ラッセ ハルストレム監督の作品のイメージは何も起こらない幸せ。
愛おしい日常や子供を見つめる大人や動物たちの優しい視点なんかのイメージだったけど、こちらの作品はオープニングから何やら謎多いサスペンス仕立て。この美しい主人公は一体何者なのか?なにから必死に逃げてるのか?
分からないままケイティとともに美しい自然に恵まれた港町に降り立つと緩やかでおっとりとした時間が展開される。
愛する奥さんを無くしたシングルファーザーとの純粋で真っ直ぐな恋。
そしてそれを応援してくれる隣人でもある親友の存在。
全てのものから遮断したかった彼女が心を許した本当の居場所はちゃんと神様が意図的に導いたものなのかもしれない。
イケメンなジョシュ デュアメルと可愛いヒロインジュリアン ハフのファッション誌のようにステキなラブラブシーンは「ごちそうさま」とお腹いっぱいになりそうだったけど、ラストに突如と訪れるスリルシーンに緊張感一気に高まり、感動へ。
色々と揺さぶられちゃいました。
ちろる

ちろる