吉田ジャスティスカツヲ

るろうに剣心 伝説の最期編の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

4.9
京都大火編と伝説の最期編を合わせて書かせて頂きます。だから長文になりますねw

観ている間本当に【邦画だということを忘れてしまう程の作り込み】かたでした。
特に殺陣の部分。
ジャパニーズソードアクション‼︎
本シリーズよりも激しくてわかりやすい映画が他にあったら、どなたか私に紹介してくださいな‼︎


私が【原作よりも好きなシーン】が三つあります。

一つ目は戦艦「煉獄」を決戦の舞台にしてくださったこと。
和月先生も仰っていました『当時は資料が足りなくて煉獄を泣く泣く早めに退場させたけれど、本当はもっと活躍させたかった』
それを映画で叶えてくれたことが嬉しく思います。

二つ目は十本刀の方治が緋村抜刀斎の悪事の所業をリストアップして読み上げ、剣心もそれを静かに聴くシーン。
噂には聞いていましたが剣心に暗殺された人々の実名が沢山出てきて、観客側としても「忘れてたけど剣心にも処刑されて当然な理由があるんだよなぁ」と。

三つ目は伝説の最期編のラストシーン。ネタバレを防ぎますが、二人の将来についてw
へぇ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
きっと演者さんや監督やスタッフ全員が、るろうに剣心単行本を全部持っているのでしょう。キャラクターへの愛が感じ取れます。

志々雄さま。
健常時も重症後も、ちゃんと志々雄に見えますし【あんな格好になっても藤原竜也を強く感じます】

彼の奥義の数々はド真面目に表現するとマンガマンガしてしまいそうですが、そこは立ち回りの最中に違和感なく魅せてくれましたので好感触。
逆に原作未見の方には説明が必要かも…志々雄の刀や掌が爆発するのはどんな仕組みなの?

瀬田宗次郎。
佐藤健からも漫画読者からも本人も、宗次郎をやるなら神木隆之介がイメージだと言われていましたよね。
撮り始めがあと5年早ければもっと良かったのですが、それでも他に適任な役者なぞいません。
佐藤健に対しても思いましたが「まさかあんなに殺陣ができると思いませんでした‼︎」

巻町操。
以降の映画やドラマ全部に対して感じることですが「土屋太鳳さんをもっと暴れさせたらイイのに。
この娘本当はもっとアクションできる娘なんですよ⁉︎」


2作品合わせて惜しむらくは、尺の都合と、実写映画で続編を作るにあたっての都合が悪かったことだと思います。

尺の都合:
志々雄の幹部達である十本刀。
【彼らには一人ひとりに戦闘の個性や、表現したいバックグラウンドがあるハズ】なのですが、それが半数すら叶わなかったことが残念。
手を抜いた訳でなく、監督だって悔しいはず。
その中にはどう考えても実写版の設定に合わない「破軍」という幹部が居るのですが…それを主力メンバー欠いた薫たちがどうクリアするのか…までやって欲しかったなぁ。
しかしそれを再現すると、vs.志々雄戦よりも激しく盛り上がってしまう…


続編の都合:
当初は続編を作るつもりはなかったのかもしれません。
一作目の時間軸で登場するはずなのに割愛された蒼紫。
京都大火編を作るにあたってその存在は無視できませんので、無理やり登場させた…ら観客が感情移入し辛い、ただの戦闘狂だと受け取られてしまいました。

そして子役の呪い。
【弥彦の役者さんが交代してしまったこと】も冷める部分ですね。
将来は飛天御剣流の後継者というより、緋村剣心二代目になる重要人物。
それを軽んじているように感じるのですよ。仕方がないとはいえ。


徒然と不満を書かせて頂きましたが、それは好きの所以。
未見の方は是非ご覧くださいまし(๑˃̵ᴗ˂̵)