まいこ

るろうに剣心 京都大火編のまいこのレビュー・感想・評価

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)
3.4
不殺の誓いを立てた伝説の剣士、緋村剣心の前に立ちはだかる最狂の敵、志々雄真実。日本転覆を企てる男の狂気と恐るべき陰謀が、容赦なく剣心に襲いかかる。実写化2作目。原作未読。

豪華な俳優陣に豪快な剣の振りさばきは1から引き続き健在。瀬田宗次郎のキャラが『SPEC』の一と同じくらい神木くんにハマっていたり、四乃森蒼紫の雰囲気がかっこよすぎたり、藤原竜也が藤原竜也してなかったり配役はドンピシャだと思う。原作読んだことないけど。一方でvs志々雄という目的に対して真っ直ぐ進まないテンポの悪さが目立った。もちろんキャラは魅力的なんだけど、多分原作だったらより丁寧に描かれている人間的な部分や復讐の念といったものが、表面上でサラッと拾われていくのみで、画面上では原作にある内側の良さというものが最大限に描ききれなかったのかなと思ったり。
個人的に好きだったのは剣心vs宗次郎、翁vs蒼紫の戦闘シーン。画になる構図と斬られたあとのあの痺れる感じがたまらぬ!
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