Hondaカット

るろうに剣心 京都大火編のHondaカットのレビュー・感想・評価

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)
3.5
70点。誰も観たことのないチャンバラ殺陣をやってやる!というスタッフキャストの想いと、いままさに動ける旬の役者が合わさり唯一無二のアクション映画になっている。殺陣はいわゆる正当派の殺陣ではない現代アレンジ。佐藤健は抜群のアクション俳優で、カンフーっぽい動きも忍者感があり海外受けするだろう。

漫画実写化としてはリアル方向。それが功を奏してると思うのは、漫画に思い入れがないからかもだけど、衣装なども含めて雰囲気なんかはキャラクターを巧いこと実写に落とし込んでいると思う。ただ話が普通。普通に漫画的展開というか。エピソード詰め込んだだけというか。

邦画もこれから、「原作の漫画」に引っ張られない、独自のテーマを画で語るような、「映画」として意義のある2時間の作品を目指すべきだ。それが作れるのなら世界で戦える事を本作は証明してくれた。日本の誇りだと思います。

一応言うと、武井咲は前作の方が2倍は可愛い。
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