デパルマ

ランボー3/怒りのアフガンのデパルマのレビュー・感想・評価

3.0
通称「最も暴力的な映画」。平穏な生活を求めるランボーに、闘いがお前の本質だと口説く大佐の心ない一言にカチンと来たのは私だけではないはず。闘いの傷は闘いによってしか癒すことが出来ないのか、という本作の命題?は早々に忘れられ、物語は爆発と殺戮の世界を突き進む。これはこれで振り切ってる感があり面白いのだが私の好きな映画ではない。また、誤配かもしれないが1作目であれだけアメリカの闇をセンセーショナルに描いたにもかかわらず、本作ではソ連殺せ!アメリカ最強だせ!みたいなノリなの意味がわからない。スタローンに限ってそんなことはないはずなので、国や文化、イデオロギーの違いにかかわらず弱い立場の人達を助けるために闘っている、と解釈すべきなのだろうな。
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