ウォン・カーウァイ、スティーブン・ソダーバーグ、ミケランジェロ・アントニオーニの3人によるタイトル通り、「愛とエロス」についての短編。
正直に申しまして、これ、ウォン・カーウァイだけで十分。そして、主演の2人が本当に美しい。「ブエノスアイレス」でかわいい青年だったチャン・チェンが、すっかり大人の男に……。
他の2作品と違うのは、女性の裸体が出てこないこと。直接的なエロスのシーンが少ないこと。
でも、その限界まで抑制された愛が、表面張力の限界を超えて静かに溢れる水のように、静かに、でも揺るぎない感情となって表現されています。
本当にステキ。