きょんくん

ペインレスのきょんくんのレビュー・感想・評価

ペインレス(2012年製作の映画)
3.6
1930年代痛みを感じない少年少女がスペインの村で見つかる。
彼らの引き起こす特殊な事件を止める為、とりあえず病院の独房?で監禁する事に

戦時中の混乱期、多くの管理者に人生を翻弄され続ける彼らの運命とは。

そして現代に生きる医師の主人公は妊娠中の妻と旅行中交通事故にあう。
妻は事故死子どもは何とか助けられた。自身はその事故がきっかけで困難な癌を発見。
治療には肉親の骨髄が必要になる
子どもの為にも生きる意思を固めた主人公が両親に会いに行くと、
そこで彼は自身の出生の秘密を明かされる。

自分と本当の両親に彼は出会えるのか??

この2つの物語が重なった時が終焉です。

痛みを感じない少年少女の描写が非常にリアルで
かつ彼らのたどる運命は過酷すぎました。

以下多少結末に触れています。












しかしその悲惨さとは裏腹に
独り生き残る少年の特異さには
目を見張るものがありました。
それを美しいと言ってしまうのには背徳感は拭えませんが
やはり美しいかった。
青い目と身体の紋様。
妻?となった女性の死体も神々しいものでした。
きょんくん

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