ジム・ジャームッシュ監督の現代に生きる吸血鬼の話。
初っ端からジャームッシュ節のいいパンチがテンプルに入る。
素敵だ!カッコいい…
トム・ヒドルストン(アダム)とティルダ・スウィントン(イブ)ジョン・ハート(マーロウ)
出演者の名前だけで、吸血鬼のイメージバッチリ。
生きる知恵をつけた吸血鬼は、人を襲ったりしないでスマートな食事をしているのが何とも美しい。
全体を通しての気怠い雰囲気をトム・ヒドルストンが醸し出す。ピッタリした革パンとビジュアルが良い。
何世紀にも渡って生きる彼らの「昔は良かった」的な話とアンティークを愛する所が解る気がする。
妹のエヴァの破天荒さに彼氏アダムと板挟みになってるイブの困惑する様子に共感。
ヨーゼフ・ヴァン・ヴィッセムの音楽も作品のイメージ合っていてたまらなく良かった。
良いと思ったら2013年のカンヌ・サウンドトラック賞を受賞している。手元に欲しい😆