Kitty

青天の霹靂のKittyのレビュー・感想・評価

青天の霹靂(2013年製作の映画)
3.4
【晴天の霹靂】:予期しない事件や出来事。ーーーという辞書に書かれている言葉の意味からはじまる。

劇団ひとりの書下ろし小説を映画化。
劇団ひとり(父:正太郎)と柴咲コウ(母:悦子)の間に生まれた大泉洋(晴夫)が繰り広げる家族のドラマ。

売れないマジシャン晴夫は、母に捨てられ、父は自暴自棄な生活を送るという自分の出生がすべての失敗の原因だと嘆く。

そんなある日、晴天のもとで起きた落雷によって40年前にタイムスリップする。

そこには、自分と同じように売れないマジシャンの父と、自分の誕生を心待ちにする優しい母がいた。

晴夫はそこで、自分を産む代わりに他界した母の姿、そして母の死に自分が責任を負わないために嘘をついた父の姿を知る。

晴夫は、40年前の人々が驚愕するような渾身のマジックで、父と母の気持ちにこたえ、父と母への「ありがとう」という気持ちで再び歩みはじめる。

<おまけ>
Mr. Childrenが歌う主題歌「放たれる」も素敵です。ゲージの中で傷をいやした鳥が再び青空に向かって飛び立つシーンを歌ったこの極は、再び立ち上がる晴夫の姿にぴったりです。

https://youtu.be/gN1MG4zGJ_8?list=TLPQMDkwODIwMjBAPSiJ5o0NeQ
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