昨夜は疲れていたので全部見れなかった映画、「LIFE」を本日やっと観れました。男性の人生論的な映画なのに何だか20歳の頃の私の体験談によく似ているなぁと思いました。何しろロックフェラーセンターを始め、NYダウンタウンが懐かしく、NYから抜け出しカナダの大自然へ飛んだ思い出まで似ていて、人ごとでは無いような錯覚に陥る映画でした。
しかも何とベン・スティラーの自作自演映画とは。監督も手掛けている主役の彼は、他の映画の役名を台詞の中に出していたり、演出方法がパロディー的な技法で使っていたりしていて、映画好きにはたまらない微笑ましい表現でした。私も舞台では自作自演作品をよく創るのですが、役者に師事するより自分で演じた方がらしさを表現するには早かったのでしょうか？
この映画も、次男坊からのおすすめ映画だったのですが、如何にも彼が好きそうな映画だなぁ〜(^^)と微笑んでしまいました。
25番のネガ。何だったんでしょうねぇ。
幽霊猫の美しさをフィルムではなく自分の足で冒険した結果、肉眼で見ることの出来た価値観をカメラマンと共に共感しサッカーで汗を流す。この頭の中に永遠に刻まれた体験こそが、ネガとなりサラリーマンの心に勇気と希望を与えたのでしょう。
1人の大切な彼女や自分の家族を愛する優しい主人公の人間性が大自然と共に美しく描かれているそんな映画でした。
