課長とヒロシ

LIFE!の課長とヒロシのレビュー・感想・評価

LIFE!(2013年製作の映画)
5.0
ヒロシ(以下ヒ):「課長とヒロシ」記念すべき500回目のレビューはこちら!課長が毎回号泣&その後3時間は「思い出し泣き」しちゃうという(笑)、ベン・スティラーさん監督主演の『LIFE!』です!

課長(以下課):まあ、吹き替え版を観ると、「思い出し怒り」が止まらないけどな

ヒ:笑笑 今回の吹き替え版はナインティナインの岡村さんが担当(映画版)ということで、かなり世界観ぶち壊しですよねー

課:『シュレック』の浜ちゃんや、『怪盗グルー』の鶴瓶師匠はまだ許せるが、これはかなり殺意を覚える出来栄えだな。いいか!吹き替え版は絶対観るなよ!絶対観るなよ!

ヒ:それ、「熱湯風呂」の絶対押すなよ!絶対押すなよ!じゃないですか!それじゃあ見ちゃいますよー!(笑)、、という事でストーリーですが、伝統的なフォトグラフ雑誌『LIFE』が企業買収により廃刊に追い込まれる、LIFE社で16年間、ネガの管理係を務めていたウォルターは、冒険家でありLIFEのメインフォトグラファーであるショーン・オコンネルから最後の『LIFE』の表紙を飾るフィルムを受け取る、特に25番はショーンの最高傑作であり、「人生(ライフ)の真髄」とも呼べるものであった、しかし、フィルムからその25番のネガが、なぜか欠落していて、、というお話です

課:冒険家であるショーンを探してネガの行方を尋ねるために、冴えない会社員のウォルターが世界中を旅するという展開で、圧倒的な自然美とオープニングに代表される都会の機能美といった、まさに一流の写真週刊誌のような美しい映像、コメディアンのベン・スティラーの抑えた演技(でも何故か笑える)、伝説の冒険家ショーン・ペンの圧倒的なカッコよさ、そしてところどころ差し込まれるアクの強すぎないお笑いなど見どころの多い作品だ!

ヒ:もともと1947年の『虹を掴む男』のリメイクで、冴えない男が思いがけず大冒険に巻き込まれるなかで成長するというメインテーマはあるんですが、「人生(ライフ)の真髄はそこではない」という強烈なメッセージをラストに持ってくる辺りが、監督スティラーさんの演出が神ってる感じですね!

課:単なるサクセス・ストーリーに止まらない、毎日会社で怒鳴られながらも必死に闘ってる奴らにはぜひ観てほしい内容だよな!あー、思い出したらまた泣きそうになってきた、ヒロシ、「ティッシュ」取ってくれー

ヒ:はいはい。、、という事で、ぜひ「字幕版」で見てくださいねー!!(笑笑)

ストーリー 5
キャラクター5
世界観   5
演出・映像 5
音楽    5
全ての働く人々に捧ぐ!度99
課長とヒロシ

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