みー

シャドウハンターのみーのレビュー・感想・評価

シャドウハンター(2013年製作の映画)
2.0
ハリーポッターとトワイライトを混ぜた感じの映画

ゲイを仄めかす展開にはわくわくしたがそこまでだったかな...。

入れ墨みたいに身体に文字を刻んで呪文発生させる発想は面白かったが、使い過ぎたら書くところなくなっちゃいそうだけど...。それを考えてあまり魔法には頼らず武器に頼りがち、とかの設定だったら面白い。と、思うような発想が少なからず散りばめられているが、そこに対する親切感というか説明がなされていないので、さらーっと流れていってしまう。

人狼達がライダーなのはすごく良かった。そこをもっと魅力的に活躍してほしかったな...。

他のレビューにもあるように、友達の吸血鬼に噛まれた事や瀕死で魔術師に助けられていた男の子のその後だとか全く説明がされずに終わってしまう。

展開も急ぎ足で、CGなんかは低予算で見せる部分は頑張っていたようだが人狼達の変身シーンや何の特徴も無い吸血鬼のエキストラ集めて騒がせました!感は拭いきれない。敵がデーモンなのは良いが形状が厳かすぎて2流感がすごい。

主人公の女の子も、友達の恋心に気づいているのにも関わらず弄ぶような表現になってしまっていて、恋愛としても応援したくなるようなものでは無かった。せっかく綺麗な容姿の子なのに勿体無い。

アクションシーンも魅せるようなアクションでは無いし、武器もナイフ系はスタイリッシュで良いのに重火器すごいダサいし、デーモンのCGのお金削ったのか最終的にコウモリを火で炙っているだけで飽きてしまう。

一流のファンタジーにするべく頑張った感はあるけどとても残念。
みー

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