鍋レモン

シャドウハンターの鍋レモンのレビュー・感想・評価

シャドウハンター(2013年製作の映画)
3.7
⚪概要とあらすじ
全世界で大ベストセラーを記録した、カサンドラ・クレアの小説「シャドウハンター 骨の街」を実写化したアドベンチャー。

あるクラブを訪れた少女クラリー(リリー・コリンズ)は、そこで謎めいたジェイス(ジェイミー・キャンベル・バウアー)という少年に遭遇する。彼は地下世界に潜む、吸血鬼、人狼、妖魔などを始末するシャドウハンターと呼ばれる一族の者であった。やがて、ジョイスは母ジョスリン(レナ・ヘディ)もシャドウハンターである上に、強大な力を授けるとされる聖杯を隠し持っていることを知る。衝撃の事実に動揺する中、母が聖杯を狙う反逆者ヴァレンタイン(ジョナサン・リス・マイヤーズ)に拉致されてしまい...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“ある日突然目覚めた能力。世界の運命は彼女の封印された記憶に託された。”

「乱暴しないと言ったろ」

⚪感想
ダークファンタジー少しラブストーリーの作品。
決して聖杯を巡るアドベンチャーではないと思うんだけど。

かなり詳しいことが省かれている気もするけどそのお陰でテンポが早くて面白かった。
その代わりに情報過多。

軽そうに見えてやたら重いラブストーリーをぶつけてこられるのが辛い。
しかし私みたいなオタクはこういうのが大好きというか好物。

急にいいシーンで歌をかけられるのはビビる。

ハンターや魔女、人狼、吸血鬼、妖魔、魔法使いとダークファンタジーの良いとこ取り。
ゾンビ居ないって言ったくせに居るじゃんと思ったら吸血鬼だった。

理解不足かもしれないけどクラリーの母が何を飲んだのかとか、聖杯を得たところで結局どうなるかとか、呪いかけられてた人とか、妖魔とか、マグナスとか、サイモンの腕にあった黒い二つの点とか基本的に詳しく語られない。
めちゃくちゃ気になる。

原作はかなり人気のようでドラマもあるみたい。

リリー・コリンズ演じるクラリーが可愛い。
眉毛の形好きすぎる。

ジェイスを演じたジェイミー・キャンベル・バウアーは知らなかったけど観ていくうちに沼にハマるやつ。
体にタトゥーがセクシー過ぎる。しかも白髪に近い金髪が良いし、肌が白くて透明感がやばい。

今作がきっかけでリリー・コリンズとジェイミー・キャンベル・バウアーが付き合っていたことを初めて知った。クリス・エヴァンスやザック・エフロンとも付き合っていたこともあるのか。

ちょっと出たマグナスのメイクがエロい。
東洋系の人だなって思ったら台湾の俳優さんでゴッドフリー・ガオという方みたい。今作がハリウッドデビューだったものの2019年に突然の心停止で亡くなってしまったそう。

コスプレ風の服が可愛いしオシャレ。

人狼がやたら弱いのが少し残念だった。

原作読みたくなった。

続編作る予定だったとか?

ツッコミどころ満載でおそらく駄作だけど結構楽しめてしまって困惑した映画。



⚪以下ネタバレ



実は子供に隠していることがあっての類いは基本的に言う時に限って喧嘩をしてしまうか、隠していることが原因で殺されてしまうことが多めな気が。
『ミッシングID』とかそうだったような。しかもリリー・コリンズも出演してたし。

『ハリーポッター』『トワイライト』『ヴァンパイアアカデミー』『ラスト・ウィッチ・ハンター』系統の作品。
ジェイミー・キャンベル・バウアーは『ハリーポッター』と『トワイライト』にも出演しているみたい。

やたら恋愛が重い。
ジェイスとクラリーいい感じと思いきや2人は兄弟だし、しかも報われなさそうなサイモンがいきなり出てきてクラリーのこと好きなんだけど主張するし、アレクはジェイスが好きでクラリーを脅すし。
ジェイスとクラリーがくっ付けと思ったけど兄弟じゃ無理じゃんっていう。

アレクの妹であるイザベルはクラリーに好意的だったのに怪我してからは人が変わったようにキレたのが怖い。もうちょい優しくても...。

妖魔はバッハの曲が嫌いというのが面白い。よく見るとバッハにはタトゥーが。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

鍋レモン