キ○ガイ映画だ…笑 でも結構楽しめた。感覚で見る作品ですね。
妻と娘と別居で自堕落な生活を送ってる元刑事の役所広司。
妻から娘のカナコが失踪したと電話をもらい、娘捜しに乗り出す。
役所広司の言葉が汚すぎて…笑 片っ端から喧嘩売るスタイルはちょっと笑いそうになってしまう。初対面の人ぶん殴ったりしてるもんなあ…笑
というか色々な人にボコボコにされまくってもう常にボロボロ… ぼろ雑巾みたいになってた。
なんかこういう映画すごく懐かしい感じがした。
高校の頃レンタルショップでこういうグロトランス映画借りまくってたなあ。
学生時代特有の家庭環境にかなり影響を受けてしまうところとか、学校社会の容赦なさとか、若さならではの残酷な価値観とか。
その頃のことを思い出させてくれる映画ってことではかなり好きだな。
カナコの悪魔みたいな性格の魅力とかはもう大人となった今ではあまり感じられないけど、でも物語の軸としては楽しめた。
結局ストーリーは尺が足りないからか意図的なのか、全然わからずに終わってしまったな。
下品すぎる話だけど、クリスマス描写があったり歌が聖歌みたいだったりでちょっと神聖な感じも同居してた。
小松菜奈は相変わらず良かったです。
妻夫木君演じる、この世の中では何もかもがあり得ると思ってるような常にニヤニヤした後輩刑事がかなり気味が悪かったです。
学生時代って、やっぱ良くも悪くも特別だなあ。