さうすぽー

渇き。のさうすぽーのレビュー・感想・評価

渇き。(2013年製作の映画)
3.8
自己満足点 75点

(2018年頃に別サイトで書いたレビューを少し変えて転載しています。)

この映画が嫌いな理由は解ります。

役所広司含めた登場人物はみんなまともじゃないし、時系列がぐちゃぐちゃで解らなくなる時もあるので(笑)

ですが、それでも僕は好きです。
登場人物が全員狂っているように、音楽のセレクトも狂っていたり、編集も時系列シャッフルの仕方が狂ってます。
だから最初は解りにくいですが、二回目観るとだいたい解ったので大丈夫です。

音楽のセレクトが凄いです(笑)
いきなりダブステップを入れたりでんぱ組が流れたり、かと思えばファンクも登場したりと、その狂いっぷりがたまりません(笑)

登場人物は基本クズです。
作中で一番クズな役所広司とオダギリジョーですが、それらを笑いとばしてるかのようなブラックコメディ的演出も個人的に好きです。

酷評するのも仕方無いですが、それでもエンタメ性溢れていて良いです。