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ファイアbyルブタンのkuuのレビュー・感想・評価

ファイアbyルブタン(2012年製作の映画)
3.5
『CRAZY HORSE PARIS』(ファイアbyルブタン)

深紅の靴底‼️
ラグジュアリーシューズブランド『クリスチャン・ルブタン』
町中でレッドソールのヒールを履きこなしてる女子には、目が奪われる。
スパイクスタッズ(鋲)付きのルイス スパイク スニーカーとかはどうも拒否反応おこすけど。まぁメンズブーツに例えるなら、レッドウイング派の自分は、Dr.Martensは受け付けないみたいな。
ちゃうかなぁ😀Martensファンの男子がおられたらすいません🙏
さて、作品すが、フランス・パリにあるナイトクラブ『クレイジーホース・パリ』で、そのクリスチャン・ルブタンが80日間だけ演出して、上演された演目『FIRE』を、スクリーン用に撮りおろして映像化なのがこれなんす。
ホンマちゃうなぁCOOLやわやっぱり!
大阪の十三ミュージック(今でもあるのかは分からないけど、ガキの頃に初めて入って衝撃を受けたストリップ劇場😤)のお姉さん方にもルブタンの靴を履いていただいたら、COOLやったかもなぁ。
まぁあちらは、まな板ショーに上がるヒールフェチ野郎はギンギン割り増しで壇上?まな板うえ?で上がりよったかもなぁ。
女子たちの美を様々な角度から捉え演出し映し出すフィクション・ノンフィクション作品があまたにあるけど、
この作品を、女性美と捉えるか否か?
私的ながら、小生は『美』と捉えたかな😊
プラトンってオッサンのイデア論が華の様に芽吹き、徐々に開花していった過程で、
エロス論とむちゃくちゃ華麗に結びついとる部分があるら。
抜粋しますが。
『この美は、顔や手といった身体の部分のようには見えないし、
なんらかの言葉とか知識のようにも見えない。
また彼には、この美が生物とか大地とか天空など、美とは異なるなにかの中に内在しているようにも見えない。
むしろ、その美は、ほかのなにものにも依存することなく
※独立しており、常にただ一つの姿で存在しているものなのだ。
これに対して、それ以外の美しいものはみな、
この美をなんらかのしかたで分かち持つことによって美しい』
ルブタンの世界を艶めかしくもあり~の、妖しげにこの作品は表現してるからCOOL!やし、美だと思いうんでがす😤。
選ばれしダンサーたちの、溜息が出るほど鍛えとる肉体と、光と音楽の芸術が融合したクレイジーホースのショーは、洒落とってアーティスティックな舞台です。
今、コロナ禍行きたいとこにも行きにくい😭
そんな時やからこそ、映画は想いの地に誘ってくれるから、素晴らしい。
世界中のセレブをも魅了して、芸術的なショーを上演し、多くの人々を魅了し続けとる、この『クレイジーホース』のショーを目にして欲しいです。
デザイナーが美に心から刺激を受けてか、又はエロい心を掻き立てられてか、答えはルプタン本人しかしらないけど、
小生は前者の哲学的美をデザイナーのクリスチャン・ルブタンは感じたし演出したと信じたいかな。
エロの追求での過程で生まれた作品なら、これまた乙でもあるかな。
どちやにせよ、ルプタンってオヤジは、美しさを誇る女性たちにクリスチャン・ルブタンの靴と煽情的な映像を纏わせとんのは、やはり一味ちゃうやろと感じたんかな。
芸術は深い!
ほんで、さらには、デヴィッド・リンチ監督の手がける妖しい音楽が美と官能を深めよる。
クリスチャン・ルブタンの美学が結集した演目『FIRE』は、
たった80日間だけの上演だったらしいけど、世界を熱狂させたんやから凄いっすねぇ。
予告編を貼っときます。


https://youtu.be/ROd6DnAHxn8
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