このレビューはネタバレを含みます
チャップリンのファイヤーマン
1916年、ミューチュアル社作品。
監督チャールズチャップリン
マイアイドル、チャップリンを見るシリーズ。中古で買ったオンリーハーツ産、BSNHK番組をテレシネソフト化したボックスより。弁士はナミヘイ永井一郎さんです。
チャップリン就職シリーズだ。
放浪者バカボンド、チャーリーが、仕事をして、ドタバタするシリーズ。
この流れは、のちの中編、長編の「給料日(建設現場)」「モダンタイムス(ウェイター、デパート管理)」に繋がっていく。
チャーリーの消防士はじまりはじまり。
チャップリンは、どうやら消防署に勤めているようだ。
起床、訓練のチャイムにも布団をかぶりなかなか起きず。変わらずの職務怠慢。
怒られ、起きてもボケっぱなし。
尻を叩かれすぎても敬礼敬礼につぐ敬礼。順応しすぎて頭がショートしてます。このへんも「モダンタイムス」に引き継がれていきます、労働にボロボロになる感じ。
消防車たる馬を誤発車
長を殴る
長にスープをぶっかける
人命救助の連絡入ってもチェスをやる
火災に駆けつけるまでかなり長く、まわりくどい時間稼ぎ
そこに差し挟む余計なラブ
ラストは、チャップリン作品には珍しい
アクションシーンあり。
建物2、3階によじ登り、降りるチャップリン。担ぐのは人形丸出し(笑)
フランクロイドばりのアクションです。登るまで2、3回走り回ってます。
また結婚するのに家を焼いて保険金降りたら良いよというバリ悪質犯罪もからめる物語、残酷展開。
消防車は、あくまでコーヒーを入れる道具だったり、同僚と食事する係なのに皿やフォークは投げるし、スープはぶっかけるし、滅茶苦茶なチャップリン、だからオモロイ。
ラストは火事よりラブ優先(笑)
相変わらずのマイペース、ミステイク労働映画でございました。
アクションは珍しい感じです。
さて
チャップリンのファイヤーマン
ぜひ
追伸
見れる限りのチャップリンレビュー、このボックス見ながらぽちぽちレビューしていきます。
また本当に大好きな作品、「担えつつ」や「街の灯」など時間かかりますがひとつづつレビューしていければなと。
好きな作品100以上まだレビューできてない現状ダス。