りま

ラストエンペラーのりまのレビュー・感想・評価

ラストエンペラー(1987年製作の映画)
5.0
台北電影節、Taipei Film Festivalにて

初めて長文書きたいと思ったので載せます

ああ、私は初めて心から文化や歴史を理解したいと思った
坂本龍一が好きってだけで見ようと思った《末代皇帝》、すなわちラストエンペラーですが、ストーリーと、台北電影節でまわり台湾人のなかでみた中正堂の全てを忘れたくない
そう思わせてくれたわけです
蛍の光が流れたりするし日本人の描かれかたもそう
今まで断片的に世界史で勉強してたことがするすると繋がっていく感じ
弁髪てん足共産党溥儀西太后他にもあるのに思い出せないもどかしさ
何も忘れたくないのに
英語音声中国語字幕で見たから分かってないことも本当に多いはずなのに、それを越えたような言語を越えたような気さえした
坂本龍一の音楽はすばらしくて、今まではlast emperorをなんとなく聞いてたんですが、聴いた瞬間にこのために作られたんだとすっと納得できた
そしてここまで映画や背景に合った曲を仕上げるには相当な知識や思いがないと難しいと思う
私もいろいろなことを知りたいと思わせてくれた映画になった

私は日本人でまわりはみんな台湾人、そんな状況でみた末代皇帝は一生わたしのなかに残っていくんじゃないか、
そう思いました

のだめは感情ややる気が、これは言葉や考えが溢れて止まらない映画になったみたいです

余談として私の台湾人の友達のお母さんがセブンイレブンの機械でチケットも買ってくれて中正堂の行き方まで教えてくれました
本当に感謝です
台湾と坂本龍一の組み合わせ、2回目

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りま

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