レオパルド

ハンガー・ゲーム2のレオパルドのネタバレレビュー・内容・結末

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「ハンガーゲーム」シリーズ第2弾

優勝したのも束の間、それをよく思わない運営側の嫌がらせと闘うしかない主人公、しかしまたも運営側の逆鱗にふれ、遂に運営が暴走。「優勝者は一生困らない暮らしができる」という条件をも踏みにじる特別大会を決定する。

今作は「前年度とは比べものにならないハンガーゲーム」をうたっているだけあり運営からの介入が露骨すぎてサバイバルバトルというよりは生き残り脱出ゲームに近いニュアンス。

また今作では12地区と首都の民衆を色濃く映していて運営側と民衆側の溝が浮き彫りになっていく、自分の想いを貫く人達の心境の移り変わりは凄く見応えがあります、こんなゲームに心から賛同する人はすくなく、それぞれの革命の意志が硬く強くなっていく。

運営側と表現していますが今作で完全に独裁者(大統領)VS民衆の構図がハッキリします、運営側であったはずの人達の本音がシリーズを完結に向かわせるいいスパイスになっているのがかなり好印象でした。

遂にファイナルに突入。楽しみに観ます、良シリーズをありがとう。