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ウルフ・オブ・ウォールストリートのvilljobbaのレビュー・感想・評価

3.8
金!ドラッグ!セックス!

貧乏でマネーに弱い人々に株を買わせまくり、違法なことにも手を染めて稼いだ金で欲望を満たしまくる男たち。
株の仲介人の会社を立ち上げてウォール街の王となり、そして凋落するまでのディカプリオを描いたノンフィクション映画。
株取引などに詳しくなくてもディカプリオが画面に向かって説明してくれるので心配ご無用!

アメリカの勢いを感じる映画。
大金を稼ぎ、浮気し、マスかいて、乱交し、毎日ドラッグをキメて、大豪邸に住まい、ディカプリオとその仲間たちはこの世の頂点を味わう。
ただ犯罪に手を伸ばしているので、結局彼らは報いを受けることになる。やりすぎは良くないね。でも金があると刑務所でもラクできるってよ。
結局「犯罪・ドラッグはダメ!」というメッセージには収着しない。
私は本作から「飢えたオオカミのように金を求めてビジネスを開拓せよ!」というメッセージを受け取った。
ディカプリオの演説の演技の凄まじさが、より私たちをかき立てる。

今回彼らの行ったことは犯罪で、貧乏な人々からズルいやり方でお金を巻き上げた罪。でも資本主義では、規模はどうあれ、金を動かす人々が彼らに動かされる人から金を吸い取ってるなんて当たり前のことである。
オレオレ詐欺をはじめとする非道な高齢者向けの詐欺師たちだって、そこに目を付けて金稼ぎに実際に着手した発想力と行動力、賢さは尊敬できるものです。
ビジネスは、ズル賢くないと成功しない。

安定した給料と引き換えに社会の歯車として一生を終えるか、借金のリスクを背負ってでも頂点を目指しビジネスを開拓するか。
どちらにもメリットとデメリットがあるけど、後者を選んだ成功例はこの映画で観ることができる。
この映画がキッカケで、ドニーのように会社を辞めて一攫千金を目指し新しいビジネスを始めるのも悪くない判断だと思います。
特に社会の歯車になるのが大好きで、時にそれに苦しめられがちな日本人は、この映画からポジティブなメッセージを受け取って熱くなるべきだと感じています。

真面目な感想を書いたので、次におっぱいの話をします。
本作はクリスティン・ミリオティちゃん目当てで鑑賞したのだけれど、なんとなんと、マーゴットロビーちゃんがスゴい活躍。クッソ美人だし、脱ぐし、M字開脚するし、なにこれ。ありがとう。
ひたすらにエッチなシーンが続く。普段おっぱい映画を観すぎてスピーシーズすら物足りなくなりそうな私でも、あまりのおっぱいボリュームに全身が震えました。
これは180分でも許せる。

観たことない数のストリッパーが踊り狂い、数えきれないおっぱいが宙を舞います。そしてみんな美乳です(これが大事)。
でもクリスティミリオティちゃんは脱ぎませんでした。ちぇっ

これはおっぱいただひとつを目的にしても十分に満足できる作品と言えるでしょう。



しかし、最も印象に残るのは前半15分で姿を消すはずのマシューマコノヒーさんでした。
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