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マラヴィータのRのネタバレレビュー・内容・結末

マラヴィータ(2013年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

実家で。

2013年のコメディ。

監督は「レオン」のリュック・ベッソン。

あらすじ

フランス、ノルマンディーの片田舎に引っ越してきたブレイク一家。しかし、実は一家の主人フレッド(ロバート・デ・ニーロ「ウィザード・オブ・ライズ」)はFBIの承認保護プログラムを適用された元ギャングだった。

Netflixにて、2度目。

1度目はデ・ニーロ好きな友人と観たんだけど、中盤で寝てしまったので再チャレンジ。「デ・ニーロ作品コンプリート」のためでもある笑。

話は元ギャングの一家が片田舎で大騒動…とまではいかず、割とこじんまりとした感じ。

ただ、奥さんのミシェル・ファイファー(「アントマン&ワスプ」)がスーパーを爆破したり、長男のウォレン君(ジョン・デレオ)が瞬く間に学校の勢力図を網羅した上でのし上がったり、長女のベル(ディアナ・アグロン「クローズド・ガーデン」)がトイレで乱闘したりと、ほらほらフレッドだけじゃなく家族一人一人が曲者ですよ〜感が垣間見えるようなシーンがあって、そこら辺は割と楽しめる。

あと、デニーロ演じるふれっどのお目付役のFBI捜査官で、なんとトミー・リー・ジョーンズ(「ベスト・バディ」)が出演していて、特にアメリカきらやってきた小説家と偽って引っ越してきたフレッドのために町の人たちが映画上映会をやるんだけど、そこで強面渋面劇渋おっさん2人が、スコセッシの「グッドフェローズ」を観るシーンがなんか受けた(どうせなら内輪ネタで同じギャングもので「アンタッチャブル」でもやってくれたら、もっと面白かったのに)。

作品全体としてはまあまぁまとまってる部類に入ると思うが、コメディものとしては、もうちょいはじけてても良かったと思うし、後味としてはなんつーか薄味。

最後は結局うんざり顔でまた何処かへ引っ越していくラストも、いや君ら何一つ学んでねーやんとしか思えなかったのもすこし残念かなぁ。

せっかく豪華キャストなんだから、もう少しエキセントリックな展開を期待したかったところだけに…うーんな作品でした。

あと水道業者がなんかかわいそうだったw
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