レオ

武器人間のレオのレビュー・感想・評価

武器人間(2013年製作の映画)
3.9
秘密の任務を受けてナチスの実験場に潜入したソ連兵たちは、そこで機械と合体させられたグロテスクな改造人間たちを目撃する...というストーリーのアクションホラー。

POV(カメラ映像)形式にすることで、予算に限りがある中で、ある程度の緊張感と迫力を出せていると思う。

特筆すべきは武器人間たちの圧倒的なビジュアルとバリエーションで、クリーチャー好きの自分にはこの部分だけでとても満足できた。

無骨でグロテスクな奴が多いが、中にはスタイリッシュなデザインのものや、可愛らしい雰囲気のものもいて、次はどんなのが出てくるか楽しみだった。モスキートとプロペラは特に好き。

キャラクター性では武器人間たちの作者、フランケンシュタイン博士もぶっ飛んでいて、凄い技術を持つ割には雑な施術をしたりと、なんだか笑えるw

なかなかにグロい表現は多いが、拷問ホラー系の映画ほど痛みにフォーカスした見せ方はしてないので、慣れてる人なら笑って見られる内容。

邦題も作品の魅力と雰囲気を端的に表しているので自分は好き。

■共通項目
脚本:☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆
役者:☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆☆

■ジャンル項目(ホラー、スプラッター、POV、戦争、アクション)
カッコいい度:☆☆☆☆
可愛い度:☆☆☆☆
グロ度:☆☆☆☆
(恐怖度:30)
レオ

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