このレビューはネタバレを含みます
わたしの中のクリーンなマカヴォイのイメージを一気に崩してきましたよこの作品!!!毎回撮影前にウイスキー半ボトル空けてたって話もありましたよね〜〜……根性……
ブルースが本当にあまりにもクズすぎていっそ清々しい!!!笑 もうこいつ嫌いとか通り越して大声でfu⚫︎kって言ってやりたくなる!!!でもこのブルースの派手なダメっぷりのおかげでこの作品がコメディとして成り立ってるのだなあ〜〜
中盤から段々ブルースの過去と現状が明かされてきてそこからはシリアスになりますね…… ブルースがこんなになってしまった理由は愛すことと愛されることがあまりにもヘタクソだったからなんですね。妻と娘のことも、弟のことも、友人や同僚も、そして何よりブルースが自分自身を愛してあげることができなくなってしまったんだな……
最後に制服警官に戻された時の「親友」に向けた俺を反面教師にしろというビデオレターはきっと観客に対してのメッセージでもあると思います。愛に飢えたブルースがブレイズに酒とビデオレターを送って親愛を示したのはぐっときましたね……
最後に真人間に戻れそうなチャンスが来ても結局は「ルールに例外なし」!理性がない獣みたいに生きてきたマイルールは曲げませんでしたね…………そんでもってCreepはずるい。
あんなにクズで最低なブルースに結局は感情移入しちゃうのもマカヴォイの力かな〜〜〜〜また新しい魅力を知ってしまった!
途中でフランクサイドボトムが出てきて「あっ……ファス…………」って思ったのはわたしだけじゃないですよねきっと